GLORY ENGINEERING

エンジンオイルライン総引き直し

 

99XL1200S様 ホースの劣化で各部からエンジンオイル漏れを起こしていたのエンジンオイルライン総引き直ししました。
工場出荷当時からのオイルラインホースが20年超えで硬化劣化が進んで各ジョイント部からオイルが滲んでいました。
ビッグツインに比べてスポーツスターはエンジンオイルラインの取り回しが複雑だからか?工場出荷のままの車両がほとんどです。
引き直してあっても大体ネジ式の水道ホースバンドで引き直してありますが、このネジ式ホースバンド頻繁に整備で脱着が必要な箇所には有効ですが、中長期的に脱着の必要の無い箇所にはベストな選択ではありません。
新車製造時にも使われているOETIKERクランプはカシメに専用工具が必要ですが、ホース全周に均一に圧が掛かる構造になっている為同じホースを使用しても長期間オイル漏れ、燃料漏れを起こしません。
そして、外観もスッキリ纏まってカッコいいです。
スポーツスターのオイルラインからのオイル漏れは困っている方多いんじゃないでしょうか?
工場出荷時の見た目のまま総引き直しできます。
(注 ギヤケースベントホースだけはカムカバーの脱着が必要です。
今回は変えず今後ギヤケースを開けるメンテナンスの際に引き直します。)
そして最後の2枚は今回の作業ではありませんが、弊社で過去に製作させて頂きましたMIL specバッテリーケーブルとMSDプラグコードです。
取り回し、仕上がり時間が経って過去の自分の仕事を観て「キレイだな」と自画自賛です。
オイルラインもバッテリーケーブルもプラグコードも配線類の取り回し、仕上がりがキレイなバイクは調子良いと思います。
直接的に影響しませんが、機能する事は大前提として美観にも配慮されているか?作業者のセンスと配慮だと思います。
 
 
 
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