GLORY ENGINEERING

トランスミッションオーバーホールの続き

 

 

 

 

 

 

83FLHP様 トランスミッションオーバーホールの続きです。

メカニカルトップ、ラチェットトップ、ロータリートップ共に手付かずの物が多いですが、エンジンオーバーホールでロッカー周り手付かずみたいな感じじゃないでしょうか?

当然ですがGLORYでは全バラシオーバーホールします。

やり直し案件ですが、ガスケット、シールすら換えられていませんでした。

ロータリートップはベントホールがトップカバー上部なので必ず通しておかないと何度シール交換してもオイル漏れを起こす原因になります。

トップカバー、ポールキャリア、シフターカムクリアランス測定、確認も必須です。

クリアランス過大になっている物はボーリング拡大ブッシュ入れで修理可能です。

ラチェットトップは交換されている物が多いですが、ポールキャリアスプリングも必ず交換です。

ジョッキーシフト車は特に必要です。

俺は聖人君子の様な立派な人格者ではないので、他店販売、他店修理のやり直しをお客さんからは「早くしろ」「削れる所はないか」って怒られながら

その中で自分の仕事のクオリティーをキープするには日々葛藤があります。

精神的に疲れるので今後は作業途中でもお返しします。

早くできるなら自分が1番早く終わらせて納車したいです。

削れる作業、交換部品のある様なボッタクリ見積りを書いてるつもりは無いので、ご自身の判断で削って下さい。 当然その箇所のトラブルについてはノンクレームです。

クオリティーに差が出ない様に葛藤しながら戦っていますが、気持ち良く作業させて頂いた案件とは結果には現れない精神的ストレス分の数パーセントの差は有るかも知れません。

こんな仕事はできれば一件もやりたくないので今後はお断りします。

 
GLORY ENGINEERING
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