GLORY ENGINEERING

47FL クラック修理

 

47FL様 エンジンマウントクラック溶接修理、フレーム座面座屈溶接盛り修正、ケーススタッド穴クラック溶接修理、ケーススタッド座面修正しました。
エンジンマウントはパンヘッドのウィッシュボーンフレームまで(ウィッシュボーンの途中で変更されているかもしれません)フレーム側エンジンマウントが丸い狭い面積の座面なのでオーバートルクでの締付けなのか?そもそも面積が狭過ぎて面圧が上がりすぎるのか?クランクケース側座面が座屈しています。
座屈すると当然クランクケースの座りも悪くなるので、エンジンマウントのクラックや欠損がナックル〜パンヘッドのこの形状のフレーム側マウントの年式に多い原因だと思います。
エンジンマウントもクランクケーススタッドの座面も座面が荒れていると締付け時に応力が集中してクラックを誘発します。
クラック対策も長期間に渡って調整の良いエンジンを組むのも先ず面精度です。
多くの部品の集合体であるエンジンの結合剛性を上げるには面精度を上げる事です。
面を制する者がエンジンを制すると思っています。
 
 
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