GLORY ENGINEERING

スプロケットシャフトベアリングのテーパーローラーベアリングのスラストクリアランスのシム調整です。

メーカー出荷の状態で規定値内には合わせてきますが、そこから更に理想の数値にシム調整詰めています。

続いてピニオンシャフトベアリングレースのラインラッピング、ベアリングクリアランス調整です。

エンジンの動作状況を再現する為に自作でダミーシリンダーを組み付けて行います。

エンジンの動作状況を再現する事でより高精度なライン加工の為です。

初期のライン加工で真円修正の段階で鬆穴が出てきてしまいベアリングレース入れ替えになりました。

ベアリングレース入れ替えるとstdベアリングまでのラッピングシロが大きいのでオーバーサイズのベアリング合わせに比べて数倍の工数が掛かります。

仕上げ寸法手前でピニオンシャフト、ベアリング径再度測りなおして仕上げ寸法、クリアランス調整します。

これは外気温で部品単体寸法が変化する為です。