GLORY ENGINEERING

スロットルホルダーのボディー側にカーボン付いているキャブレターは2次エア吸い、スロットルシャフトがこのような状態(洗浄済み)でガタガタになっています。

シャフト、ブッシュクリアランス仕上げて、スロットルディスクの芯出しです。

Bキャブのスロットルホルダー取り付け面の角は毎度の事ですが要加工です。

この段差にスロットルホルダーが乗り上げて、シャフト、ディスクをホルダー側に引っ張ってディスクが摩耗しています。

スロットルホルダー、ディスクのの全開合わせと合わせて、全開時のスロットルディスクのスラスト方向の動きを規制するようにホルダー組付けしないとディスクが減ります。

実測油面調整です。

何時も同じで使い回し画像か位同じ事の繰り返しですが、修理屋の仕事は同じ事の繰り返しです。

こぼさず確実に調子良くなるプロセスを踏んでいくのみだと思います。

昨年からこっそりリンカートとS&S superBのバタフライキャブレターに東名パワードのスロットルコート使っています。

バイク屋には馴染みがないだろうから他店でバラした時に変な物塗ってるって言われないように事前に書いておきます。

リンカートとBキャブのみ使っているのは共にキャブレターボディー、スロットルディスク減っている個体が多いからです。

適正に組めば摩耗しませんが、構造上現在のキャブレターに比べるとどうしても劣る部分なので、なるべく長く良いコンディションをキープする為の対策として塗っています。