GLORY ENGINEERING

本来ギヤケースのブッシュ加工はクランクケース側カムベアリングをパイロットとして専用のラインリーマで加工しますが、今回はケース迄割らないギヤケース内の修理なのでスラスト面の摩耗が激しい2箇所だけブッシュ入れ替え加工しました。

原因はシム調整不良です。

これだけブッシュが摩耗するのはスラストクリアランスが0でギヤケースで押し付けていた証拠です。

4カムエンジンのギヤケース周りは難しいですが、仕上げ精度でそれだけの結果の付いてくるやりがいのある修理箇所で割と好きです。